あまり高頻度では車に乗らないような人でも、気軽に車を借りられるサービスとしてカーシェアとレンタカーがあります。
これらの2つのサービスは車を借りるという点では同じですが、それぞれにメリット・デメリットがあって、車の使い方によって2つのサービスを使い分けるとお得に利用できます。
今回はその2つのサービスについて、解説していきたいと思います。
カーシェアの特徴
カーシェアの特徴は、レンタカーよりも短時間かつ高頻度のレンタルに強いということです。
カーシェアはネットでいつでも予約して24時間好きな時に借りることが出来ます。
また、一度会員登録をしてしまえば、アプリやネットなどで予約ができて難しい手続きなどをする必要もないので、レンタカーよりも気軽に車を借りることができます。
カーシェアの料金システムは基本的に、月額基本料金、時間料金、距離料金の3つがあります。
月額基本料金は車を借りていなくてもカーシェアに入会していれば必ず払わなければならない料金なので、あまり高頻度で車を借りない人にはカーシェアは向いていないかもしれません。
しかし、月額料金が無料のカーシェアや、学割で月額料金が無料になることもあるので、「あまり車を頻繁に借りないけどカーシェアを使いたい」というような人はこのようなサービスを使うと良いでしょう。
時間料金については、カーシェアは10~15分おきに料金が発生することが多く、さまざまな使用目的に柔軟に対応できるでしょう。
6時間、12時間などのパック料金や、夜間に料金が安くなるナイトパックなどもあるので、状況に応じて使い分けることもできます。
距離料金はある一定の時間(6時間など)以上車を借りていた場合に発生することが多く、走行した距離に応じて料金が加算されます。
大体15~20円/kmのところが多いようです。
また、カーシェアの料金はガソリン代も含まれており、車を返す時に走った分のガソリンを入れる必要がないので、返却時にガソリンスタンドに行く手間が省けます。
一方で、カーシェアは他の人と車をシェアしているという性質上、車が清掃されていなかったりするというデメリットもあります。
また、レンタカーよりも車種のバリエーションが少ないということもデメリットになります。
カーシェアサービスの一つであるタイムズカーシェアの利用料金表は、こちらからご覧になれます。
レンタカーの特徴
レンタカーの特徴は好きな時に車を借りられて、借りた時にしか費用がかからないという点です。
そのため、数ヶ月に1回などほとんど車を借りることがないような人はレンタカーを選ぶのがおすすめです。
旅行などで2日以上車を借りる方や、長距離を走る方もレンタカーが良いでしょう。
また、レンタカーではカーシェアとは違い、追加で手数料を払えば乗り捨て(借りた場所とは他の場所に車を返すこと)することもできるので、旅行などにはピッタリかもしれません。
さらに、レンタカーはカーシェアよりも車種のバリエーションが豊富で、用途に応じて好きな車種に乗れる点もカーシェアとは異なります。
一方で、レンタカーは車を借りるために、予約をした上で営業所まで行って手続きをしなければならないので、カーシェアよりは手間がかかります。
レンタカーについても、タイムズレンタカーの利用料金はこちらからご覧ください。
まとめ
上で説明したことをまとめると、カーシェアは高頻度で車を借りたい人や、短時間だけ車を借りたい人に向いています。
一方で、レンタカーは旅行などで長時間車を借りたい人や、あまり車を借りる機会がないような人に向いています。
それぞれメリット・デメリットがあるので、状況に合わせて使い分けていきましょう。