G-0KRCVWPB0B 高校数学の勉強法とおすすめ参考書【現役早大理工学部が解説】 - どいらぼ

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高校数学の勉強法とおすすめ参考書【現役早大理工学部が解説】

 

高校数学は中学までの数学に比べて難易度がかなり上がりますよね。

 

今回は現役の早稲田大学理工学部の僕が高校数学での勉強法とおすすめの参考書を紹介していきたいと思います。

 

高校数学の勉強法

教科書を読んで例題を解く

これはどの科目においてもそうなのですが、教科書レベルの基礎が最も重要です

 

初めは教科書の説明をじっくりと読んで、なんとなくで良いので理解しましょう。初めのうちは読んでも理解できないことが多いかと思いますが気にしないでください。

 

教科書の説明を理解できなくても大丈夫なので、一通り読んだら教科書の文章のすぐ横にある例題を解いてみましょう。

 

初めは解けなくても全然大丈夫なので、例題の解答を読んでみましょう。

 

例題では具体的な計算問題などが多いので、教科書の小難しい文章の部分よりかは理解しやすいかと思います。

 

教科書の例題を解いた(見た)上で、教科書の文章の部分に戻って読み直してみると理解できる場所が増えるはずです。

 

ただし、その時も完璧に理解する必要はなく、大体何を言っているのかが分かれば十分です。

 

細かいところを全て理解しようとするのではなく、問題を解きながらわからないところがあったら教科書を読んで理解を深めるというイメージです

 

問題集を解きまくる

教科書を一通り読んで理解したら、すぐに問題を解いていきましょう

 

後にも紹介しますが、僕は青チャートの例題を解くことをおすすめします。

 

青チャートには難しい問題も入っているのですが、例題レベルだと教科書の後にやるにはちょうど良いと思います。

 

また、時間の無駄なので一度一つの問題集を決めたら他の問題集に手を出したりはしないようにしましょう

 

初めはレベルの高い問題は解かなくても良いので、基本的な問題をガンガン解いていきましょう。

 

一度解いてわからなかったところは印などをつけてわかるようにしておきましょう。

 

一度解いた問題で理解したつもりであってもすぐに忘れてしまうことが多いので、何度も解き直して問題を見た瞬間に解法が思い付くくらいまで練習できたら素晴らしいです。

 

問題集にある全ての問題の解法が一瞬で思いつくまで勉強することはかなり大変かもしれませんが、そこまでいったらかなり数学の力がついているかと思います。

 

また、問題の解説を見るときはその問題では何が問われていて、どのような知識が必要なのかを理解していきましょう

 

次に、ある程度基本の問題ができるようになったら応用問題やレベルの高い問題集の問題を解いていきましょう。

 

応用問題は基本的な問題のように簡単に解けるわけではないですが、勉強の仕方はこれまでと同じです。

 

ただ、応用問題は基礎力がなければ解けないので、厳しそうだったら基本の問題に戻って徐々にレベルアップしていきましょう。

 

志望大学の過去問を解く

問題集をある程度解いて、応用問題までできるようになったら志望大学の過去問を解いてみましょう。

 

「レベルが足りていないから過去問を解くのはまだ後でいいや。」と思っている人も多いかもしれませんが、志望校の過去問は早く解いてみるのが絶対に良いです

 

初めは解けなくて当たり前なので、気負わずどんどん解き進めていきましょう。

 

ある程度解いていくとその大学の傾向や頻出分野もわかると思うので、対策しやすくなるでしょう。

 

おすすめ参考書

おすすめ参考書を難易度の低い順にまとめてみました。

 

「これを買えば絶対に成績が上がる!」というものはないですが、これらの参考書をどれか一つでも完璧にすればかなり力になると思います。

 

ただし、参考書を何個も買って、結局どれも中途半端になることには注意してください。

 

黄チャート

黄チャートは基礎問題から標準問題くらいまでをカバーしており、後述する青チャートよりは難易度は低いです。

 

問題数が多いので一冊やり切るのは大変ですが、完璧にすれば難関大学も合格できるレベルまで力をつけることができます

 

文系の方や数学は共通テストのみの方などは、例題のみを解いて過去問に行っても良いかもしれません。

 

個人的な意見ですが、黄チャートの例題が理解できないレベルなら、教科書に戻って基本の問題からやり直すべきだと思います。

 

 

青チャート

青チャートは黄チャートよりも少し難易度が高く、基礎問題から入試標準問題レベルの問題が載っています。

 

青チャートも黄チャートと同じく問題数が多いので大変ですが、かなり良い問題が載っています。

 

青チャートを完璧にすればどこの大学でも合格点を取れるレベルにはなるので、難関大学志望の人におすすめです

 

 

1対1対応の演習

1対1対応の演習はレベル的には青チャートと同じくらいなのですが、青チャートに比べて問題数は少なく、その代わりにとても良い問題が凝縮されています。

 

受験まで時間がない人や、青チャートを全てやり切るのには自信がない人などにはおすすめの参考書です

 

問題数が少ないとはいうものの、重要な部分はしっかりと網羅されているのでかなりの良書です。

 

 

まとめ

今回は高校数学の勉強法とおすすめの参考書を紹介してみました。

 

数学は大学受験の科目の中でもかなり大事なので、早めに対策してライバルと差をつけていきましょう!

 

読んでいただいてありがとうございました。

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