浪人生になると高校までとは生活が違ってくるので、どのように1日を過ごせば良いかわからない人も多いのではないでしょうか。
今回はそのような方に向けて、浪人の経験がある僕が、浪人生活での実際の1日の過ごし方について紹介していこうと思います。
この記事の内容
- 浪人経験のある僕の、実際の浪人生活の1日
- 1年間でどのようなことを意識して勉強していたか(年間スケジュール)
- 浪人生活でやって良かったこと、悪かったこと
僕が一浪したときの結果を以下にまとめておきます。
- 東京工業大学(第一志望)→不合格
- 早稲田大学→合格
- 東京理科大学→合格
- 芝浦工業大学→合格
- 電気通信大学→合格
上のプロフィールからもわかるように、僕は浪人しましたが、第一志望の大学に合格することはできませんでした。
そのことも踏まえて、皆さんが第一志望校に合格できるようにこの記事を参考にしてみてください。
浪人生の1日のスケジュール
僕の浪人時代の1日のスケジュール | |
0:00~7:00 | 睡眠 |
7:00~7:30 | 朝食&準備 |
7:30~9:00 | 通学 |
9:00~12:00 | 授業or自習 |
12:00~13:00 | 昼休み |
13:00~18:00 | 授業or自習 |
18:00~20:30 | 自習 |
20:30~22:00 | 帰宅 |
22:00~22:30 | 夜ご飯 |
22:30~24:00 | お風呂&休憩 |
上の表が実際の僕の浪人時代の1日のスケジュールです。
平日は予備校で授業があったので毎日予備校に行っており、土日のうちの片方は予備校に行って勉強していました。
ただ、1年間この生活をするのは流石にきついので、週1日ほどは予備校に行かず、家で勉強することもありました。
予備校までの通学時間では英単語などの暗記事項を勉強していました。
また、自習や授業の間には適宜休憩時間をとっており、1日の勉強時間はおおよそ8~10時間ほどでした。
僕の場合睡眠時間を削ると勉強の効率が落ちると感じていたので、睡眠時間は7時間ほど確保していました。
浪人生の年間スケジュール
僕の浪人時代の年間スケジュール | |
4~7月 | 基礎固め |
8~10月 | 基礎固めをしつつ2次試験(東工大)の過去問を解く |
11~12月 | 2次試験とセンター試験(共通テスト)の過去問を解く |
1~3月 | 2次試験の過去問と最終確認 |
続いて、僕の浪人時代の年間スケジュールです。
4~7月のうちは現役時代に抜けていた基礎を重点的に固めました。
この時期に基礎を固めていたおかげで、秋以降に成績を伸ばすことができたと感じています。
8~10月には基礎固めをしつつ、志望校だった東工大の過去問を解いていました。
また、秋には大学別の実践模試があったので、それに向け、より実践的なことを意識して勉強していました。
11~12月は東工大の過去問とセンター試験(現在は共通テスト)の勉強をしていました。
ただ、東工大はセンター試験の配点が0だったので、実際はセンター試験の対策はほとんどせず、東工大の過去問を主に解いていました。
1~3月は直前期なので過去問を解いて最終確認をしていました。
この時期は私大の受験もあったのですが、私大の過去問はさらっと見る程度で東工大の対策を重点的に行なっていました。
浪人生活でやって良かったこと・悪かったこと
悪かったこと
僕が浪人生活でやって悪かったことをまとめます。
予備校での時間の使い方が悪かった
成績が上がって慢心した
過去問の使い方が悪かった
まず、予備校での時間の使い方についてです。
予備校では自習の時間が多かったのですが、長時間勉強していると集中力が切れてしまい、効率的に勉強できないことが多くありました。
そのため、長時間続けて勉強するのではなく、意識的に細かい休憩をとって自習するべきだったと思います。
次に、成績が上がって慢心してしまった点です。
僕は浪人した初めの頃はあまり成績が良くなかったのですが、秋頃になると成績が上がってきて、志望校もA判定を取れるようになってきました。
A判定で安心してはいけないと思いつつも、成績が上がる前よりも精神的に余裕が生まれてしまい、必死に勉強しなくなってしまったと感じています。
そのため、難しいとは思いますが成績が上がっても常に本気で勉強することはとても大事です。
最後に、過去問の使い方が悪かったという点です。
僕は浪人時代には過去問演習の時間を多めにとっていたのですが、過去問をもっと深く分析するべきだったと感じています。
過去問を十分に分析できていないまま次の過去問に進むこともあったので、実際の受験で出題された問題に柔軟に対応できなかったと感じています。
良かったこと
続いて、僕が浪人生活でやって良かったことです。
ほぼ毎日予備校に通っていた
基礎固めを頑張った
早いうちに過去問を解いていた
まず、ほぼ毎日予備校に通っていた点です。
浪人生は予備校に行かなくても特に怒られることはないので、わざわざ時間をかけて予備校に行く必要はないという人もいるかもしれません。
しかし、予備校では周りに勉強している人がいるので、家で一人で勉強するよりも圧倒的に集中できます。
メリハリをつけるという面でも予備校に通っていて良かったと思います。
予備校に通わない場合でも、家の近くの図書館などで勉強することをオススメします。
次に、基礎固めを頑張った点です。
僕が現役時代の頃は基礎力が足りなくて実際の過去問には太刀打ちできなかったと感じていました。
そのため、浪人中では春の期間はもちろん、受験直前期でも過去問がわからなかったら基礎に立ち返っていました。
そのおかげで、基礎力がつき、応用問題なども解くことができました。
最後に、早いうちに過去問を解いていた点です。
過去問を早いうちに解いていたおかげで大学の傾向がわかり、受験の対策を立てやすくなったと感じています。
過去問を解けるレベルに達していない場合でも、早めに過去問に目を通し、どのような対策を立てるべきかを考えておくのが良いでしょう。
まとめ
今回は実際に浪人を経験した僕が、浪人生のスケジュールを紹介しました。
浪人は辛いこともありますが、人生を変える大きなチャンスでもあります。
この記事を参考にして、第一志望校に受かる人が少しでも増えれば幸いです。
最後までご覧いただいてありがとうございました。