浪人って怖いですよね。
僕は現役の時に受けた大学に全て落ちて、一年間浪人した経験があります。
浪人中はどうしても、
「来年も一つも大学に受からなかったらどうしよう。。」
「勉強ばかりで辛い、」
などといったマイナスなことが頭に浮かんでくると思います。
今回は浪人が怖いと感じている人が頭に入れておくべきことを、僕の経験を踏まえて話していこうと思います。
目次
僕の浪人生活について
現役時代に全落ちする
高校時代の僕は運動部に入っていたのですが、部活が大好きで部活のために学校に行っているような感じでした。
部活は大体週6回ほどあり、平日は学校が終わって毎日3時間ほど部活、土日は試合や大会などがありました。
そのため、勉強に充てる時間は部活に奪われ、高校1年から部活を引退する高校3年の6月ごろまでは十分に勉強をしていませんでした。
部活を引退して受験勉強を頑張ろうと思っていたのですが、その頃には志望校(東工大を目指していました。)の合格判定はE判定でした。
流石にE判定はまずいので、勉強を頑張りましたが、ほぼずっとD, E判定で、たまーーにC判定が出るくらいの実力でした。
そのまま受験を迎えることになるのですが、当然不合格で、浪人することになります。
正直、心のどこかで「このままじゃ落ちるだろうな」、「浪人するかもな」と思っていました。
こんな事考えていたら落ちるのも当然ですね。笑
浪人生活始まり
大学に落ちて浪人が決定したので、すぐに予備校を探し、駿台に行くことにしました。
その時は、「浪人しても第一志望の大学に受かる確率は低い」ということをどこかで聞いていたので、大学に落ちてもすぐに切り替えて予備校で勉強していました。
成績が上がり、油断してしまう
大学に落ちてもすぐに切り替えて勉強したこと、ほぼ毎日朝から晩まで予備校にいたことのおかげで、成績は結構上がりました。
駿台が行っている東工大判定模試でも成績優秀者になることができ、油断してしまいました。
成績が上がってからもちゃんと予備校には毎日行っていたのですが、以前のように全力で勉強できていなかったです。
結局第一志望の東工大に落ちる
そうこうしているうちに受験シーズンが来てしまいます。
滑り止めの私立には全て合格し、最高のコンディション。東工大に1年ぶりにリベンジを果たそうとします。
しかし、、当日は得意の物理が全く解けず、見出しにもあるように無事に落ちてしまいます。
頭が真っ白になりました。この1年間が全て無駄になった感覚です。
浪人させてくれて、予備校の費用も出してくれた親にも申し訳なかったです。
そんな感じで、第一志望の東工大に落ちて、悩みましたが早稲田大学に進学することに決めました。
私立大学は金銭的に厳しくて、奨学金を借りないといけなかったからあまり行きたくなかったんですよね。
浪人している人に意識してほしいこと
浪人しても第一志望の大学に受かる人は少ない
諸説ありますが、浪人生で第一志望の大学に入れる人は半分もいないようです。
実際に僕の周りでも、浪人生で第一志望の大学に受かっている人は少なかったです。
脅すつもりはないのですが、実際にそのようなデータがあるので、気を引き締めて今から勉強に取り掛かりましょう。
浪人の1年間はとても短い
なんて思うこともあるかもしれません。しかし、実際には1年間はあっという間です。
4月の時点で余裕だと思っても、受験が近づくにつれ、焦りも不安も大きくなっていきます。
1日1日を大切にしていきましょう。
また、同い年の人と1学年遅れることが不安に思うかもしれませんが、僕は今大学に通っていて、何不自由なく過ごせているので気にしないで大丈夫です。
志望校に落ちてもなんとかなる
大学に落ちたばかりの時は絶望していましたが、今はやりたい勉強もできていて充実しています。
大学受験が人生の大きな岐路であることは間違い無いですが、大学受験で失敗してもいくらでも取り返しがつくと思います。
浪人は誰もがしているわけではないので、僕にとっては良い経験になりました。
志望校に落ちても、今では浪人して良かったと思えているので、不安に押しつぶされないように適度に頑張っていきましょう!
浪人中にやるべきでないこと
SNSをする
SNSでは同学年で大学に行った人が楽しそうにしている所が目に入ってしまいます。
自分は辛い思いをしているのに友達は楽しそうにしていたら余計苦しくなりますよね。
僕は大学生活を楽しんでいる友達を見ないようにするために、インスタやTwitterは一切やっていませんでした。
浪人している友達が全くいない人は、Twitterなどで浪人している人と交流を持つのも良いかもしれませんが、あまりのめり込まないようにしましょう。
家で勉強する
家で勉強しようとしても、いろいろな誘惑に負けてしまいます。
僕はほぼ毎日予備校に通っていましたが、良い選択だったと思います。
僕の家から予備校までは1時間以上かかっていたので、移動時間には英単語などの暗記するものを勉強していました。
家から出るのが面倒だと感じる人もいると思いますが、メリハリもつくので予備校や図書館などに行く方が良いでしょう。
全く勉強しない日を作る
勉強に疲れた時はもちろん休憩も必要ですが、全く勉強をしない日は作らないようにしましょう。
一度勉強しない癖をつけてしまうと、毎日勉強するのが辛くなってしまいます。
辛い時や不安な時もあると思うので、その時は無理をしなくても大丈夫です。
1分からでもいいので机に向かってみてください。
浪人中にやるべきこと
基礎を復習する
現役時代にそれなりに難しい問題も解いていれば、基礎に立ちかえるのも億劫になるかもしれません。
しかし、浪人生だからこそ基礎を徹底して復習しましょう。
僕も初めは、
などと思っていましたが、応用問題は基礎の積み重ねがなければ絶対解けません。
「難しい問題を解けるようにならなければいけない」と思うかもしれませんが、まずは基本に立ち返ることが大切です。
浪人生の友達を作る
一緒に勉強する浪人生の友達は大きな心の支えになります。
同じ境遇にいるので辛い事も理解しあえるし、互いに切磋琢磨する事もできます。
僕は一緒に浪人していた友達がいなければ浪人生活を乗り越えることはできなかったと感じています。
浪人生の友達がいない人もいるかもしれませんが、そのような人は家族や、浪人を応援してくれている人とのつながりを大事にしましょう。
浪人を一人で乗り越えるのはかなり難しいので、信頼できる人を見つけて悩みを相談できるようにしましょう。
適度にリフレッシュする
継続して勉強をするのも大切ですが、時には休息も必要です。
僕は勉強に疲れてきたら友達とご飯を食べに行ったり、近くの公園でリフレッシュしたりしていました。
勉強ばかりでなくたまには息抜きをすることで、より勉強の効率を上げられると思います。
まとめ
今回は浪人が怖い人に向けて、僕の体験談と浪人の注意点をまとめてみました。
浪人中は色々な不安で押しつぶされそうになるかもしれません。
しかし、それを乗り越えたら明るい人生が待っています。浪人は良い人生経験にもなります。
辛い一年間かもしれませんが志望校目指して頑張りましょう!